スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



「野坂君、今までありがとう!!

あたし、明日精一杯頑張るね!!」


「俺も頑張るから」









野坂君はそう呟くと、優しそうに微笑んだ。




あたしの心の中は、
何故か達成感でいっぱいだった。

自覚がなくても、
勝手に顔が笑ってしまう。











「何笑ってるの?」



「へっ…………??」






気付けば、野坂君の顔があたしの顔のすぐ目の前にあった。












「うわわわぁ―――っ……!!」






あたしは咄嗟に顔を離す。



ちっ……

近すぎるってばあっ――!!









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