スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



さっきの表情はなんだったの…?



そう思う程に、
野坂君はニッコリとしていた。












「野坂君…………」



「ごめん、俺、部活行くわ。
じゃ、明日頑張ろうな!!」



「えっ………?」






あたしが叫んだと同時に、

野坂君は教室を出ていってしまった。
















あたし、なにかした…??


机に伏せて、頭を抱え込む。






もし何かしてたなら…


明日謝らないとっ!!























こう悩んでいたことが、


明日、波乱を巻き起こすなんて、




今のあたしには、分かるはずがなかったんだ―――――








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