スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
「……………」
「どうした?遼平…」
そこにいたのは…
背が小さくて、まつげが長くて、髪の毛がふわふわしている…女性だった。
「お前の妹って、保育園じゃないのか…?」
「バカか、コイツは高校三年生だっつーの」
呆れたように幸也が呟くと、近くのソファーに妹を降ろした。
「俺トイレ行って来るから。面倒見といてくれ、遼平」
「おい、ちょっ―――」
俺の話なんか聞かずに、幸也は再び部屋を出て行った。
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