スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



二人の間で流れる沈黙。



そんな少しの間、
時が止まった気がした。













「………よかった。

佐々木が断ってくれて」





あたしの言葉を聞いた野坂君は、
何故か、ほっとしたような顔をした。





野坂君の、
言っている意味が分からない。









「な、なんでなの……」






野坂君、なんでそんなに平気なの………??



あたしフったんだよ??


なのに、なんで――――









あたしが色々考えている時、
野坂君が口を開いた。
















「佐々木も分かってるんだろ?


お前の本当の気持ち――――」










.
< 242 / 380 >

この作品をシェア

pagetop