スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



なんか、

宣戦布告されているみたいだった。



野坂の視線が、俺に向いていたから。











それだけで俺は逃げ出してしまった。



ホント、弱いヤツ。







乾いた笑いが出る。














幸也はまだ体育館にいるだろう。



俺は、トイレに行くという理由で抜け出して来たからな。








そろそろ戻らないとな…。


じゃないと幸也うるさそうだし。






俺が車から離れて、前を見た時―――















「遼平さんっ――――――!!!!」











何故か、泣きながら俺の名前を叫ぶ、桃がいた。










.
< 246 / 380 >

この作品をシェア

pagetop