スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
「とにかく、そこ座れよ」
「うん………」
あたしは、遼平さんが指差したソファーに座った。
とてもふかふかで気持ちいい。
あたしがくつろいでいると、
「気持ちいいだろ、このソファー」
優しい表情をした遼平さんが、
あたしの隣に座ってきた。
今にでも、
お互いの肌が触れそうな距離。
ドクン、と心臓が騒ぎだす。
絶対にあたし、顔が赤いよ。
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