スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
その直後に、
俺は激しい後悔の波に巻き込まれた。
桃、嫌がるよな。
桃は俺のこと嫌いだもんな。
しまった。
俺、もう桃のことは傷つけないって決めたのに。
「ごめん」
そう言って、離れようとしたときだった。
「っ、ダメっ………!!」
「え……………」
桃は、俺の背中に手を回してきた。
ギュッと、固く。
「桃…………!?」
信じられない。
桃が、俺の腕の中にいるなんて。
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