スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



「り……へい…さぁんっ……!!」



「桃………」









小さな身体、


細くてサラサラな髪の毛、


か弱い声、





今だけは全部、俺のもの。













―――トントン…




そっと、桃の頭に触れた。


それでも桃は嫌がってこなくて。





今日の桃はなんか変だ。


俺に触れられて、嫌がってこない。





最初会ったときは、
あれほど嫌がったのに。










「…………………」






きっと、何かあったんだな。








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