スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
俺はすぐに佐倉のところに行った。
「おい佐倉…!」
「なっ、なんでございましょう」
俺が来ると思ってなかったのか、
佐倉は慌てふためいている。
そんな佐倉に対して、
俺は肩をわしづかみにして、こう言った。
「厨房誰かいるか?」
「いや、いないとは思いますが」
「俺に厨房貸してくれ」
「え…………。
それは、その――――」
「だから…
厨房借りるっつってんだよ!!」
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