スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



曲がった瞬間、




―――ドンッ…!!






………誰かと、ぶつかった。










やっぱり、あたしの勘大当りだ。

そんなことを考えながら、ぶつかった人を見ようと、上を向こうとすると―――















「大丈夫ですか、桃さんっ…!?」





こんな声が降ってきた。


というか、今『桃』って……。






あたしが急いで上を向くと、
そこには意外な人物が立っていた。













「……さっ、佐倉さん………?」



「私の名前、覚えていらしたんですね」








そう。


遼平さんの秘書の、佐倉さんだった。







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