スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



「んっ…、…も…桃………?」



「えっ………」






ふと、遼平さんの声が聞こえた気がした。


あたしはそっと遼平さんのほうを見た。










「桃……………」



「りっ…遼平さあんっ……!!」








しっかりと瞳を開いて、


しっかりとあたしの名前を呼んだ遼平さん。







そんな些細なことだけど、

無性にうれしくなって。











「心配させないでよおっ……!!」







思わず、抱き着いてしまった。









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