スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



あたしの言葉がよっぱど嫌だったらしく、遼平さんはちょっとムスっとしていた。


…な、なんか…あたしが悪いコトしたみたいじゃん。


気まずい雰囲気の中あたしがそっと俯くと、救世主のお兄ちゃんがトイレから帰ってきた。




「お待たせ遼平…って、桃!?大丈夫か…?」



「お…お兄ちゃんっ…!」




普段は空気読めないけど、今は帰ってきてくれてありがとっ…!!




「って、遼平どうした?」




お兄ちゃんも遼平さんがムスっとしていることに気付いたらしく、声をかけた。




.
< 31 / 380 >

この作品をシェア

pagetop