スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
不自然にならないように、周りを見渡す。
「あ…」
すると、小さな桃の姿を発見した。
桃は、幸也に引っ付いてこっちを見ている。
というか…見ているというより、俺を睨んでねーか…?
「ぷっ…」
やべー…つい笑っちまった。
あいつが睨んでも全然怖くねーよ。
どっちかっていうと、かわいいだろ、あれは。
俺はステージに着くと、マイクを持って様々な人たちに向かって笑いかけた。
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