スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



「皆さん、今日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます」




俺が軽くお辞儀をすると、周りから一斉に拍手が起きる。


気持ちいいな。

こうやって俺だけに注がれる拍手が。


俺は満足そうに周りを見渡した、が…




「…あ?」




俺の目に入ってきたのは、拍手をしていない桃の姿だった。




「アイツ…」




不満そうに呟くと同時に、いいコトを思い付いてしまった。




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