スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



俺は桃にしか分からないように怪しくニヤッと笑うと、いつもの微笑みに戻ってマイクを握った。


そんな俺を見た桃は、俺のあまり見せない顔にちょっとびっくりしながらも、すぐに元のように俺を睨んできた。



…元気だな、桃。

その態度が果たしていつまで続くやら。


俺はマイクを口に近づけた。







「今日は皆さんにお知らせすることがあります」




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