スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
俺の言葉に、拍手の嵐。
記者はペンを動かして、カメラマンはフラッシュを光らせている。
…どうせ、また新しい事業のこととか思ってんだろーな。
確かに、その事業のお披露目パーティーだったって思うのが普通だろうな。
だけどさ…今日は俺のお疲れパーティーなんだろ?
だったら…今日は俺の好きなようにやらせてもらうぜ。
今の俺は、小学生のガキ大将みたいな考え方をしていると思う。
だけど、それでいいんだよ。
今から、楽しい楽しいショータイムが始まるんだからよ。
俺はマイクを握り締めて大きく息を吸うと、自信満々に言葉を紡ぎだしてやった。
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