スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
すごく抱きしめたくなった。
そんな些細なことでも俺のことを心配してくれて、
―――俺のために涙を流してくれた桃を。
「桃……あのな……??
俺は自分の意志でここに入ったんだぜ…??
地位とかプライドとかイメージとかは関係ない。
だから……お前が気にすんな」
俺は桃の頭をくしゃくしゃと撫でた。
そう。
俺はお前と一緒に居れるなら、
どこでもいいんだよ――――
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