天国からのプロポーズ
なんか何処に行っても正樹を思い出しちゃうな…



私の生活=正樹だったんだと凄く実感が湧いた。



正樹…



何で死んじゃったの?



わたし寂しいよ…



正樹だけは知ってるじゃん…



わたしが弱い事を…



正樹…



お腹の赤ちゃんどうすれば良いの…?



わたしはベッドで泣き崩れいつの間にか寝てしまっていた。



翌朝。



最終日プランに出発



一・箱根に向かう途中で陶芸



随分懐かしいプラン取り入れたなぁ



初めて正樹と旅行に行ったのが箱根でその時も陶芸やったから思い出す…



やっぱり手先が不器用な正樹は上手く作れなかった。



美樹「下手過ぎだよ」



正樹「美樹は分かってないね!これは芸術なんだよ!綺麗に出来れば良いもんじゃないんだ」



美樹「そうなの?」



店員「いや…お客さんのは完全に失敗作でしょ」



正樹「…」



あの時メチャクチャお店の人と大爆笑したら正樹イジけちゃって可愛かったなぁ



さぁ今回は何を作ろうかな?



よし!気合い入れて家族分の湯飲み作ろう!



すると店員さんに「これは売れるよ」って言われるぐらいの湯飲みが完成!



必要なのか分からなかったけど正樹と赤ちゃんの分まで作っちゃった…



さて次のプランは?

< 11 / 15 >

この作品をシェア

pagetop