天国からのプロポーズ
クマのぬいぐるみがリュックを背負っていたのでチャックを開けてみると指輪ともう一つ手紙が入っていた。
「美樹!
ビックリしたかな?
また告白が手紙だったから怒ってるでしょ?
ゴメンね!
勝手ながら美樹がプロポーズにOKしてくれると先読みして番頭さんにお願いをしましてベンチの目の前に、もみの樹を婚約記念樹として植させてもらってます。
このもみの樹が成長すると共に僕達夫婦も成長していき数年後には二人じゃなくて三人!いや…四人・五人と人数を増やし家族で飾り付けに来たいと思ってんだ。
愛情いっぱいの温かい家族を築いていこうね。
追伸・今日はベンチに座らせて待たせたから手が冷えたでしょ?帰宅したら温めますね」
私はただ泣く事しか出来なかった。
庭一面は雪で真っ白く積もっていった。
サンタ(番頭)「女将さん…正樹君がわざわざ箱根まで来てお願いしてきた事だから渡しましたけど…良かったんですかね?」
女将「正樹君が伝えたかった愛なのよ!私達の勝手な判断で止めれない…あの二人の愛なら乗り越えられるから大丈夫よ」
番頭「美樹ちゃん…頑張って」
わたしはクマのぬいぐるみを抱き締めたまま泣き続けた…
そして数年後…
美樹「コラ〜光樹!危ないから走らないの」
光樹「大丈夫だよ」
サンタが登場!
サンタ「光樹君〜プレゼントは何が欲しいかな?」
光樹「…」
美樹「ほら!サンタさんが何が欲しいって聞いてるわよ」
すると光樹はもみの樹に飾られている長靴に手紙を入れて私のそばに来て耳元で「ママ…お願い事は手紙に書いたってサンタさんに言っといて」
美樹「はいはい。分かりましたよ」
正樹…
大事な事を他人任せで手紙にするなんて正樹にそっくりだよ…
「美樹!
ビックリしたかな?
また告白が手紙だったから怒ってるでしょ?
ゴメンね!
勝手ながら美樹がプロポーズにOKしてくれると先読みして番頭さんにお願いをしましてベンチの目の前に、もみの樹を婚約記念樹として植させてもらってます。
このもみの樹が成長すると共に僕達夫婦も成長していき数年後には二人じゃなくて三人!いや…四人・五人と人数を増やし家族で飾り付けに来たいと思ってんだ。
愛情いっぱいの温かい家族を築いていこうね。
追伸・今日はベンチに座らせて待たせたから手が冷えたでしょ?帰宅したら温めますね」
私はただ泣く事しか出来なかった。
庭一面は雪で真っ白く積もっていった。
サンタ(番頭)「女将さん…正樹君がわざわざ箱根まで来てお願いしてきた事だから渡しましたけど…良かったんですかね?」
女将「正樹君が伝えたかった愛なのよ!私達の勝手な判断で止めれない…あの二人の愛なら乗り越えられるから大丈夫よ」
番頭「美樹ちゃん…頑張って」
わたしはクマのぬいぐるみを抱き締めたまま泣き続けた…
そして数年後…
美樹「コラ〜光樹!危ないから走らないの」
光樹「大丈夫だよ」
サンタが登場!
サンタ「光樹君〜プレゼントは何が欲しいかな?」
光樹「…」
美樹「ほら!サンタさんが何が欲しいって聞いてるわよ」
すると光樹はもみの樹に飾られている長靴に手紙を入れて私のそばに来て耳元で「ママ…お願い事は手紙に書いたってサンタさんに言っといて」
美樹「はいはい。分かりましたよ」
正樹…
大事な事を他人任せで手紙にするなんて正樹にそっくりだよ…