天国からのプロポーズ
正樹「部活中何だけど…なにかな?」



美樹「なにかな?って何よ!あんたが手紙を寄越したんじゃない」



正樹「あっ…うん…」



美樹「男なんだから何で自分から告白しないの?」



正樹「う〜ん…」



美樹「他人任せでしかも手紙って!男らしくしなさいよ」



鈴木「ゴメン…」



美樹「あ〜イライラする!私が根性を叩き直してあげるから覚悟しなさいよ」



小百合「えっ?それって付き合うって事?」



美樹「分かんないわよ!とりあえず付き合うから!じゃあね」



イライラしてムカついていたのに何故か付き合う返事を知ってしまった…



自分でも理解出来なかったけど鈴木の顔を見てたら憎めない男だったし自然と出た返事だった。



小百合「美樹が付き合うなんて珍しいね!しかも相手が鈴木なんて」



美樹「すんげぇムカついたんだけど何だろう」



友達「まぁお似合いカップルじゃない?鈴木はオドオドしていて女っぽいし美樹は男っぽいからさ」



美樹「その言い方トゲがあるよ」



小百合「ゴメンゴメン!話によると鈴木は女子が苦手なだけで男子からは人気者だよね!優しくて良い奴みたいじゃん」



美樹「そうみたいだね…」



そして私達は付き合い出して同じ高校に進学した。



高校も卒業して私は大学に進学する事になり正樹は社会人になった。



そして数年後…
< 2 / 15 >

この作品をシェア

pagetop