天国からのプロポーズ
美樹「先生…やっぱりストレスですかね?」



先生「おめでとうございます!懐妊ですよ」



嘘…



こんな状態の時に妊娠するなんて…



どうしよう?



これが結婚のキッカケになるかもしれないけど別れる事も考えていたからなぁ…



最近正樹が忙しくて会ってないけど時間作ってもらって会わないと。



その時携帯が鳴る!



あっ!正樹からだ!



美樹「もしもし」



正樹「もしもし!今日ちょっとだけ会えないかな?」



美樹「私も会って話した事があるの」



正樹「本当に?良かった!じゃあいつもの時計台の前で7時に集合しよ」



美樹「分かった。バイバイ」



私は早めに時計台に着いて考えていた。



もし妊娠を報告して正樹がスグに決断しなかったら別れよう…



その方がお互いの為だし赤ちゃんの為にもなるはずだから。



これ以上ズルズルは嫌だし…



ボーンボーン



7時だ。



正樹が遅刻なんて珍しい…



ここ数日はメチャクチャ忙しそうだったから今日も仕事が押しちゃってるのかな?



7時30分。



ボーンボーン



8時になった。



あいつ…許さない。



自分から7時の待ち合わせにしといて未だに一本の電話もないなんて!



文句の電話入れて帰ろ!



怒りが最高潮で正樹に電話。



遅い…早く出ろ。



「はい」



美樹「ちょっと!遅刻するなら一本ぐらい電話しなさいよ!寒い中待ってんだから」
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