片羽 ー碧ー
「うわぁぁっ!!」


私はベットから飛び起きた。
夢か…
私の寝間着は汗でびっしょりだった。
カーテンを半分開けると
眩しい太陽光が差し込んできた。

「っ…」

今日も雲一つない快晴だ。
見渡す限り青くて。

それにしても私は…
なんであんな夢を見たのだろう。
無駄にリアルな夢だった。
無駄に色鮮やかで…
しかも…心友が……


まぁ所詮は夢。
夢が現実になることはなんて
無いだろう。きっと。
だって私は…あんな事出来るほど
度胸はないから。
する動機もないし。


深く考えることもきっと無駄だ。

まぁ夢について考えていることから
時間の無駄なのかもしれないが。

どうでもいいことに頭を費やしたあとは
まぁいつもと変わらない今日という
一日の扉を開くようにして、部屋の扉を開けたのだった。
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