My Diary
 ねがい

イジメは、4年生になっても続いた。

それにつれて、私の心も・・・本心は開かないようになった。

私だけ苦しめられるのならば、私は、心を閉ざします。

私はイジメが納まるまで とそう誓ったのだった。

そう…。もう、あのようなイジメを…私の心が呼び寄せないように。

悲しみも 悪い事を引き寄せない力がほしい。

私は、その言葉も、心の何処か奥で 願ってみた。

叶わない願いだろうけど…ね。

私はそれでも良い。イジメが私から消えてくれるなら!

どんなことでもいい。平和で…幸せで。

世界中の人たちミンナが、 幸せであるのならば!

どんなことでも、構わない。

イジメが世界から消えますように…。

当時の私の『ねがい』とは、私の心が呼び寄せた『イジメ』があって気づいた。

あの時、私は気づいたの。

私の『ねがい』は、

「世界中から『イジメ』という言葉が消える事!」

そう言うことだったんだ  って。

あの時の私は、気づいてたんだね。
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