それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~
登場②
春休みに突入しても、アタシ達は毎日サッカー三昧だった。
聖茄(せいか)学園の合格発表も終り、サッカー部への新入予定生の見学や仮入部の生徒が毎日のようにある。
「これは期待大きいな。」
福山コーチ同様、キャプテンの旬磨先輩も嬉しそう。
「やっぱ全国大会出場が効いてるんだろ。」
みんな、まだあどけない中学生の顔を見ながらニヤニヤしていた。
「うっかりしてたら、レギュラー取られちゃうかもな。」
ふざけたように言うヒロ先輩。
ホントそうだよ!
コーチによれば、かなりのサッカー有力校からくる生徒もいた。
ボールさばきも、なかなか。
まだ体は小さいが、それはどうにでもなる。
小さなライバル達の出現にアタシはワクワクする。
聖茄(せいか)学園の合格発表も終り、サッカー部への新入予定生の見学や仮入部の生徒が毎日のようにある。
「これは期待大きいな。」
福山コーチ同様、キャプテンの旬磨先輩も嬉しそう。
「やっぱ全国大会出場が効いてるんだろ。」
みんな、まだあどけない中学生の顔を見ながらニヤニヤしていた。
「うっかりしてたら、レギュラー取られちゃうかもな。」
ふざけたように言うヒロ先輩。
ホントそうだよ!
コーチによれば、かなりのサッカー有力校からくる生徒もいた。
ボールさばきも、なかなか。
まだ体は小さいが、それはどうにでもなる。
小さなライバル達の出現にアタシはワクワクする。