それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~
いきなりの発言に、噴き出しそうになった。
良かった、口に何も入っていなくて。
「お~やったなぁ!!公衆の面前で告白~。」
嫌…、嫌だ。
アタシ、からかわれてる。
見た目で判断する訳ではないが、嫌だこの人達。
何が面白いのだろう、こんな事をして。
楽しく笑うその人達。
食べかけのオムライスを持ってアタシは席を立った。
「ちょっとー、万桜!!」
亜子も慌てて立ち上がる。
「あ~あ、怒らせちゃった。」