それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~
今日もラッキー!

大好きな旬磨先輩と一緒にお昼!

っていっても、万桜とヒロ先輩が一緒だから必然的に?旬磨先輩も一緒!

それでもいい。

まだ先輩が万桜の事、想っていても。

楽しそうにヒロ先輩と話す万桜に、時々視線を送っているのは分っていても。

「旬磨先輩、今日はそれだけですか?」

私は定食だけのお皿を指差す。

「ああ、三時間目終わって腹減ったからパン食べた。」

少しずつ、先輩と話せるようになってきた。

万桜のお陰かな?

旬磨先輩がまだ万桜の事好きなのは、複雑だけど。

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