青空の下で投げた一球【編集中】
「お前投げるんじゃないだろうな!!
今日試合したんだから
本当は投げないんだぞ!?
なのに本気10球、
後は軽くって決めただろ!!」
「落ち着け新谷;;
投げんのは俺じゃないって;;」
「「は?」」
ちゃっかり聞いていた俺は、
新谷のマヌケな声とかぶった。
「なぁ大地、投げてみろよ」
何言ってんだよこんな大事な時期に……。
俺のことより…自分の…
チームの事考えろよ………。
「河野投げてみたら?」
「は!?」
さっきまで篠岡に説教していた
篠岡の女房はそぅ俺に言った。
「フォークの捕球練習にもなるし」
あぁ新谷って篠岡のフォーク、
完璧には捕れてないんだ…。
「わかった。投げる。」
そぅ言うと篠岡はニカッと笑った。