青空の下で投げた一球【編集中】
俺が健を睨んで、
健は意味も分からず少し睨み返す。
「河野。ブルペン行くぞ。証治も」
新谷が俺の腕を引いて
ブルペンへ連行した。
何だよ―――…
「防具持ってくるな」
「おぉ……」
シン…としてるブルペン。
今日は和田投げねぇんだ。
「大地…気にするなよ」
「……。」
「水畑だって…
そんなワザトじゃぁねんだからさ…」
「……。」
「………大地ぃ…」
「俺さ……待ってたんだよ。
名前呼ばれるの」
「……。」