青空の下で投げた一球【編集中】
―――――さぁ攻撃だ。
「最低1点、
最高は知らねぇよ!!
取れるだけ取ろうぜ!!」
「「「「「「「「「オオォォオオ!!!!」」」」」」」」」
「最終回 2番 センター 西本さん」
「西本出ろよぉー!!」
「先頭大事!!」
「ボール見ろよ!! カウントも!!」
「爽汰出ろよぉー!!」
「西本ぉー!!」
パーパプパープパープパプー
パープパープーパー
ババババ
パーパプパープパープパプー
パープパープーパー
パーパプパープパープパプー
パープパープーパー
ババババ
パーパプパープパープパプー
パープパープーパー
紅が流れた。
左対左は不利だ…。
でも西本のミートの上手さは
けっこう知られてるだろ…。
なんて言うのかな…。
バットコントロールが上手い。
今日の俺はあんまり打ててないかな…。
まぁ相手投手が篠岡だったらなぁ;;
仕方ないってのもあるけど―――…
正直そうは思いたくないんだよな…。
大地の後ろはすんげぇ守りづらい。
テンポが悪いし投げるの遅いし(笑)
でも声を出して守ってるのは、
センターからでも大地が
踏ん張ってるのが分かるから。
きっと投げるのが楽しいんだろう。
そんな大地のために打ちたいって思った。
自分でもキモイって思ったけど、
努力してる奴は好きだよ。
だから、出るためなら
四球も死球もありだと思う。
でもそんなミス、
篠岡は少ないからなぁ;;
でもここは強気!!
内角来てもビビんな!!!!
内角来て当たり前って思え!!