青空の下で投げた一球【編集中】




「高いッッ!!」
「センターァアッッ!!」



内海は3塁で構えている。

















―――――……パシッッ

「ゴウッッ!!」

「セカンッ!!」
「4つ!!」





――――…ズサァァアアア…

――――…パシンッ





「――……セーフッッ!!」

「「「「「「「「「「「ッッシャャァァアアッッ!!」」」」」」」」」」」



「同点ッッ!!」
「ナイスランッッ!!」
「内海ナイス!!」
「新ナイス犠牲フライ(笑)」
「ナイバッチ!!」
「ナイス犠牲フライ」
「ナイスラン!!」
「こっから!!」
「サヨナラ狙うぞ!!」
「ナイバッチ!!」
「まだ点取れるよ!!」
「チャンスチャンス!!」
「ツーアウトからだよ!!」




打席にら5番の一番谷。


「長打いらないぞ、シングル!!」
「出ようよー!!」
「デカイのいらないよ!!」



こんな雰囲気はいいと思えた。

同点になっても切り替えて

貪欲に点を奪いにいく。

すんげぇいい雰囲気だ。



「一番谷打てるぞー!!」



勝ちたいって

強く思った。




篠岡が投げた。


カウントは2-3でフルカウント。



――――…カキキィィイインン



繋いでいた掌は汗が滲み出ていた。

強く握っていて震えていた。

強く目を瞑り過ぎて痛かった。



高い金属音がして、

下を向いていたのを上げた。





「……あっ………。」



「ショート!!」
「はいっ!!」
「ファースト!!」


パシンッ

「アウト!!」






「ゲームセット!!」






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