青空の下で投げた一球【編集中】
同レベルと聞いて、
俺は1年の夏の大会を思い出した。
勝つと思っていた。
それでも負けた。
俺は『同レベル』に恐怖心がある。
その時と同じところは、
勝つと信じていた先輩………
今では信頼している篠岡だ。
きっと篠岡を信頼していない人なんて、
いないと思う。
それと先行だって事。
先行って言う事は最後は
守備の可能性だってある。
それが恐いんだ。
1年の時は守備がエラーして
サヨナラ負けをしたんだ。
それが恐くて、見たくない。
だから俺は大きな声を出して、
想いが、思いが、力が、
篠岡達に届くように。
一言一言想いを乗せて
言おう。
今日は最前列だ。
初めての最前列は、
良いと思った。
思いが届きますように…。