青空の下で投げた一球【編集中】
「高宮おしかったな」
「あぁ、はぃ…」
いけると思った。
いい所行ったし、
タイミング的にも行けたと思った。
「高宮、どーだったあのファースト」
「篠岡さん…。…。」
「上手かったです。
タイミング的にも
セーフだと思ったんですけど、
アウトでした。
サインが出塁だったので3塁の水畑さんがベースから離れていなかったからプッシュしてみたんですけど………
アウトになってしまいました。」
「良いと思うよ。
プッシュもいい所行ってたと思うし」
「………。」
「あのファーストは要注意だな」
「……はい。」
「……ファースト上手いなぁ…」
「……。」
「…。」
「っ!!」
「静かになんなよ!!
リードしてるんだから
攻めるのは当たり前だし
高宮はいい事したよ」
大きな声で言うと
みんなは単純だから納得した(笑)
「確かにな!!」
「次は打てるぞ」
「高宮ナイスなぁー」
「ナイスナイスー」
野球部からみんなへ
ポジティブが移ったのか
大きな声で励ましの声を出していた。
大丈夫。
ここからだぞ。
コールドするつもりで攻めてけ!!