青空の下で投げた一球【編集中】
『ファースト 田中くんに代わり
背番号14番一番谷くんが入ります』
「「「「「……………は??」」」」」
「……田中??」
「…何で??」
「怪我…したか??」
「何でファースト…;;」
「篠岡かと思った;;」
「俺も」
「俺も;;」
「ってか思うから;;」
「でも何で…田中…??」
「………次の打順か…。」
「??」
「次の打順新谷が打ったら
トップに戻るから
長打のある一番谷にしたんだろ」
「「「「あ~なるほど!!」」」」
一番谷がファーストに入って
守備練をしている。
「おっしゃ守るぞ!!」
「頼むぞ篠岡!!」
「バックも頼むぞ!!」
「頑張れ篠岡!!」
「この回も頼むぞ篠岡!!」
篠岡は続投。
個人的に『良かった』って思ってる。
『2番 ショート 川合くん』
クリンナップに回る…
4番の芳川は確実に打席に回る。
アイツの前にランナー出すなよッッ!!!!
――――カキィイインッッ!!
打球は3塁方向。
「下田!!」
少し打球は深いぞ!!
下田は打球を捕球、
「頑張れ!!」
「際どいッッ」
「間に合え!!」
下田は頑張って投げたけど
川合のほうが少し早かった。
「仕方ない!!次々!!」
「次抑えるよ!!」
「バックしっかり!!」
「声出せ!!」
「守るぞ!!」
「しっかり!!」
「次々!!」
「切り替えろ!!」
『3番 センター 五十嵐くん』
五十嵐はさっき普通に打って
三ゴロだった。
でも…今回はランナーいる場面。
「……送るか」
「『1点』取りにな」
「簡単にさせんな」
五十嵐はバントの構え。