青空の下で投げた一球【編集中】
episode:4
寒い寒い雪は溶けていく。
春だ。
まだまだ寒い2月中旬。
「大地、今日少し残れって。監督が」
「うわっマジかよ;;
サンキュー…………………。
俺、何かしたっけ……;;」
背中がどんどん寒くなっていく気がした。
「バット壊した」
「違う」
「ボール無くした」
「違う」
「プロテクター壊した」
「違う」
「ヘルメット割った」
「違う。
ってか全部壊してるじゃん。
俺何も壊してねーから!!」
「おやおや、
マイペースで何事もあまり感心を持たない
河野くんが焦ってますよ??」
「マジ黙れお前」
「ハイハイ消えますよー」
……………何だろ。