青空の下で投げた一球【編集中】




┌────┐
│1回 表│
└────┘



「っしゃ1回!!

いつも通り後頼むぞ!!」


「「「「「「「おぉおおぉッッ!!」」」」」」」





「1番 サード 時田悠」



トップは時田兄弟の…兄貴か。

こいつら双子、ミート巧いからなぁ…。



「………。」


和田の調子はいい。

この前試合出なかったから

力も有り余ってるだろ。



初球は直球だ。

一応外角で今日の球の力はかるか。


「(ボール球でもいい。

おもいっきり投げろ!!)」



―――パンッ

「ボール!!」


「(ボールか。まぁ球には力あった)」



「ナイスボール!! いいぞ!!」





次は内角投げさすか。

和田はエンジンかかるの早いからな。

打者出しても後抑えれる。



内角高めギリギリに構える。

次は入れろよ。

変化球試せねぇ。



「ストライク!!」


振ってきたか……。


少し内に入ってた

ボール球だったから儲けたな。


今日の和田は内外どっちもいいな。

次は変化球だな。

和田の変化球は
シンカー、フォーク、シュート。

逃げる球無いんだよなぁ…。


フォークは少し逃げながら落ちるからな、

調子によっては使おう。



『シンカーを内角ギリギリに』

決め球だ。

投げ込んだだろ。

逸らさないから自信持って投げろ!!



―――パシンッ

「ストライク!!」


「おしナイスボール!!」



シンカーはいい。

次フォーク行くぞ。






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