青空の下で投げた一球【編集中】




あの後から打者をよく見るようになって

裏をかくリードをするようになった。

元々キャッチングも牽制も、

2人は同じぐらいのレベルだった。

だからリードの面で成長をした山本が

正捕手になった。




秋季大会は、

1回戦だけ応援しに行こうって思っている。

2回戦まで見ると、

最後まで見ちゃいそうだから。

勝っても負けても、

1回戦だけにしようって思ってる。







定期試験が数週間後に迫っている夏明け。

まだまだジメジメとした時期。

不安と不安と不安と不安と期待。

みたいな不安定な心の中。

でも頭ん中では、

野球みたいにやる事やって、

頑張ってみようって、

全部だそうって。

そぅ思っている。

野球でも、あんだけ結果出せたんだから。

きっと勉強もできるよ。

って、頑張って自分を励ましている自分。

ただ、やり尽くそうって思ってる。



自分は、

そっちの方があってると思う。



これからの自分、

何があるのかな。

何があっても、

頑張ってやりたいな。

って思う。



そぅ思った夏。

高校生活、最後の夏。







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