青空の下で投げた一球【編集中】




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日時:20xx/04/23 17:21
From:伊藤篤志
Subject:
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今日俺先発だぞ。


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何気に人見知りだった伊藤からのメール。

大学のときは知り合いには

普通に接していたのに

大学から知った人には

少しピリピリして接していた伊藤。


だから伊藤のこと、

『いい投手だけど中身が嫌だ』

って言う奴もいたけど

大輔の明るい性格と、

俺の怒られなれてる性格で、

伊藤にはいろいろ言われたけど

最終的には仲良くなっていた。


伊藤は野球に関しての知識は

本当に多くて投手だけじゃなくて

野手の事も大抵知っていた。

その知識のせいで俺は散々言われたけど

『肘下がってんぞ』とか
『球持ちもっと長くしろよ』とか

いろいろ言われたけど

俺一人だったらあんなに意識して

毎日投げ込んだり…

俺一人だったら出来なかったと思うんだ。

伊藤の目があって

大輔がいたから

俺は自分を追い込んで

プレッシャーかけて

出来たと思うんだ。


でもそのおかげで

ニキビはちょっと増えたけど…。



でも高校より大学の時が本当に充実していた。

試合で使ってもらえたし、

大学選抜にも選ばれたし、

周りから高い評価もらえたし

こうしてプロの世界にも入れた。







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