青空の下で投げた一球【編集中】
頑張れって言葉が1番嫌いな伊藤。
『はなから俺は頑張ってんだよ』
って言われた時に怒ってた伊藤。
『頑張れなんていわねぇから。
伊藤は伊藤らしく、
ゲーム作って来い。
それが今の伊藤の最低ラインだぞ』
って伊藤に送り返した。
「河野~」
「はいっ!!」
「試合始まんぞ」
「はい!!」
比較的仲のいい先輩選手に呼ばれて
ベンチに走って行った。
観客が本当に毎日多くて、
仕事どぉしてんだろとか、
学校帰りに寄ってんのかなとか
いろいろ考えてしまう。
今はまだ慣れない環境の中にいるけど、
慣れたら今以上に頑張って
ファンが喜んでくれたらなって
密かに思ってる自分がいる。
今日も試合に登板するか分からないけど
登板したら0に抑えて
今の自分から成長して
もっともっと上手くなりたい。
何十年もプレーして、
人に覚えられる投手になりたいな…。
なんて、この前入団したばっかりなのに
そんな夢を見ている俺がいる。
*END*