青空の下で投げた一球【編集中】




数分後、健達は笑いながら出てきた。



「篠岡!!」


笑っていた篠岡が声に気付いて

こっちに来た。


「何?」


「篠岡のじぃちゃんが来て

これ渡してくれって頼まれた」


「そっか。ありがとう」



一瞬少し悲しそうな顔をした篠岡。


楽天家とかポジティブとか

そんなイメージがある篠岡にも

やっぱり嫌な事があったみたいだ。



さっきのさっき決勝打を決めた篠岡に対して

羨みとかずるいとかかっこいいとか

…そんな感情は無かった。



篠岡は凄い奴だと認めてるから。






< 69 / 492 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop