青空の下で投げた一球【編集中】
episode:2
気温がどんどん高くなり
制服は夏服になった。
汗はあり得なく出てくる。
アンダー何枚替えても足りねぇし…。
蝉の合唱。
マジでうるさい。
休暇中にしっこ(尿)かけられるし……。
「気持ち悪…」
「ん、水分取っとけ」
「サンキュー…」
「来週なんだな…」
「健…。………だな…」
「大地?」
「んー」
「あ、起きてた(笑)」
「練習中に寝るかよ」
入部してからすぐに
健と信之介と美波と仲良くなった。
ってか俺はそんなキャラなのか?
ちなみに健っていうのは
水畑健(みずはたけん)
見た目すんげぇモテるんだろうなぁって顔してて、中学の時からスタメンで俺らの代ではこの辺で上手いサードがいるって少し有名だった。
清水信之介(しみずしんのすけ)
すんげぇガタイいいのに意外にセンターで、健よりは有名じゃなかったかな。中学の地区の時に信之介とは当たっていてそこから仲良くなった。
田辺美波(たなべみなみ)
信之介の幼馴染で野球部の唯一女子のマネージャー。唯一女子っても普通に男子のマネージャー以上の働きをしてるから俺ん中では『腕のいいマネージャー』にしか見てない。
「来週…か。」
来週。
初めての夏大が始まる。