タイムカプセル続編 ケッペキショウ女とウンメイの二人
滝沢さんは、席に着くと、すぐに


「木原さんだよね?ヨロシクね」


「うん。ヨロシクね」


―休み時間―


「たっきざっわさぁーん!」


同じクラスで、リーダー的存在の、沢木レイヤが、ルンルンで、滝沢さんのほうへ行っていた。


「私、沢木レイヤ。レイヤって呼んでね」


「うん!ミクのことは、ミクで」


「あ、そうそう、アヤ、木原亜弥って言うんだけどね?アヤ、潔癖症でさ、人に触れるの嫌いなの。だから、近づかないほうがいいよ」


「えっ…。レイヤ、そんなこと、言わないほうがいいよ!」


「木原さん!アヤって呼んでもいいかな?」
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