タイムカプセル続編 ケッペキショウ女とウンメイの二人
私は、そっけなく返す。


「お前さ、何で服、濡れてたわけ?」


「別に、何でもいいじゃん。あんたには関係ない!」


「関係ある。あるよ。オレは、アヤがスキだから」


「は…?でもあんた、彼女いるじゃん」


「そうすれば、アヤは、嫉妬してくれるかもって思ったから…。でもオレ、もう別れたよ」


「でも、ここで告白って、ムードないよね」


「お前、そんなこと、考えるんだ。なんか、以外」


「私だって女ですー!」


私は、少しキレ気味で言った。


「ハハッ。冗談だって。で、何で濡れてんの?」


「…れた」


「え?なんて?」


「かけられた」
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