タイムカプセル続編 ケッペキショウ女とウンメイの二人
―次の日―


「アヤぁ!ミク、秋人と付き合うことになったよ」


「やったじゃん!オメデト」


― 一ヵ月後―


「アヤぁ…どうしようぅ…。秋人と喧嘩しちゃった…」


「え!?ちょっ、何があったの?」


「あのね、ミク、男の子のメール友だちがいるの。それで、秋人と喋ってるときにメールきてさ。ちょっと見たときに秋人が覗いてきたんだ。
で、秋人勘違いしちゃって…。で、それで、メール友だちだって言ったのに、聞いてくれなくて…。ミク、誤解だって言ったのに」


「そっかぁ…恋してる男の子ってさ、優柔不断で、嫉妬深いからね」


「そうなの?でも…彼女の言うことぐらい、信じてほしいよ」


「まぁ、その気持ちはわかるよ。でもさ、嫉妬するってことは、ミクのことがスキなんだよ」


「うえー。信用できない」


「心友の言うことぐらい信じなさい!」


ミクも、優柔不断で嫉妬深いと思うんだけどな…。


まぁ、私もナオが女の子といると不安だけど。
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