タイムカプセル続編 ケッペキショウ女とウンメイの二人
「もういい。寝てなね?」


「あ、アヤぁ!ちょっ、まって、ア「バタンッ」


「アヤぁ…」


ズルッ、ペタン。


私は、ドアに寄りかかって、座った。


「ミク、ミクには、後悔してほしくないんだよ…」


ミクは、私の初めての友だちで、心友だから、傷つかないで…。


「運命の赤い糸は、諦めなかったら届くんだよ…」


―美玖視点―


「ちょっと、あれ、秋人じゃねーの!?」


「え?」


ナオくんのこの言葉、ビックリしたんだよ。


「嘘ッ…」


嘘であってほしかった。
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