タイムカプセル続編 ケッペキショウ女とウンメイの二人
でも、現実は、そうはいかないよね。


甘くないのはわかってたはずなのに、わかっていなかった。


秋人が、レイヤと歩いているなんて、想像もしなかった出来事だったよ―?


いきなり、意識が遠のいて、それからどうなったかは、わからなかった。


目を覚ますと、どこかわからなかった。


そして、視界がはっきりしてくると、アヤがいた。


「ミク、気づいたんだ。ココは、私の家。近かったからね」


「あり…がと」


その後、アヤのお姉さんが来て、フルーツヨーグルトを持ってきてくれた。


「ねぇ、アヤぁ…、レイヤは、ミクのこと、裏切ったのかな?」


「まぁ…、好きな人と喋ってただけで裏切り者なんだから、そうなんだろうねぇー」


「あっ、アヤっ…ご免って」


「アハハ!怒ってないよ」


「ミク、大丈夫?学校、行ける?」
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