タイムカプセル続編 ケッペキショウ女とウンメイの二人
私は、こんなナオのことが、許せなかった。


彼女がいるのに、他の女の子に抱きついて。


何が楽しいのか、全然分からない。


私は、そんなことを考えながら、学校へ向かった。


ガタガタッ


私は、無言で席についた。


私は、潔癖症で、人に触れるのが嫌い。


だから、友達なんていない。


男子恐怖だから、彼氏なんてとんでもない。


無視されてる。


っていうか、無視してない。


私は話しかけないだけ。


でも、私は友達なんていらない。
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