夏の想
「夏芽…。大丈夫よね?ここに、いてくれるわよね…?」


お母さんが、凄く凄く不安そうに聞いてきた。


「うん。モチロン。私はここにいるよ。安心して?」


~次の日~


私は、自転車をとばして、海に来た。


そして、砂浜に腰を下ろした。


私は、砂を手ですくい上げた。


サラサラッと、砂は落ちてゆく。


それから、ビンに入っている砂を見た。


私は、小さいとき、誰かわからない人から、この、砂を貰った。


郵送で、私に届いたんだ。


「この砂、誰がくれたものなの―?」


今でもわからない。不思議で仕方ない。


誰―?どうして―?何の為に―?


たまに、凄く思うことがある。
< 114 / 114 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

タイムカプセル続編 ケッペキショウ女とウンメイの二人
Kanna/著

総文字数/14,197

恋愛(その他)47ページ

表紙を見る
タイムカプセル
Kanna/著

総文字数/36,021

恋愛(その他)120ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop