夏の想

「ちょっ、アリサっ!?」


「えへへ。あ、ちなみに、私たちも付き合ったから」


すると、アリサと、進藤君は繋いでいた手を、上に挙げた。


そして、嬉しそうに笑った。


「私も、ガクと、付き合うことになった」


「私、私も、夜君と付き合うことになったよ」


ヒロも、セナも、付き合うことになった。


皆、好きな人が被らなくって、付き合えて、よかった。


「今から、別行動にしよっか」


そのアリサの言葉で、別行動になった。


私とエイは、近くのゲームセンターで遊ぶことにした。


初めは、ホッケー。

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