夏の想
それから私は、遅れないように待ち合わせ場所に行った。


「あ、皆いないのか」


私は一番初めだった。


その後、すぐにヒロが来た。


「ナツー!」


「ヒロッ!」


それから五分後、男子もきた。


「んじゃあ、いくか?」


「うん!」


そういうと、私は、エイの手に、自分の手を絡ませた。


エイはビックリして、私のほうを見た。


私は、ニコッと笑って、前を向き、歩き出した。


ヒロの方を、チラッと見ると、栗田君が、ヒロの手を取って、歩き出してた。


私とは逆だなぁと、思いながら、歩いた。
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