夏の想
「なーつ!」


「どうしたのぉ?」


アリサとセナに呼ばれて私は、はっと気づく。


はい。さっきのは、変な妄想です。


変態でご免なさい…。


妄想は、放課後のところからです。


まだ、帰ってません。


「ねーえ、ヒロ、大丈夫かな?」


「まひろねぇ…。大丈夫でしょ?風邪って電話で聞いたし」


「なっちゃん、今日、三人で遊びに行こうよ!」


「そうだよ!セナと、私とナツで!」


「ゲーセンいこうよ!」


セナがそういう話題と作ったので、私たちは三人でゲームセンターや、デパートに行くことにした。


~本当に放課後~


「じゃぁ、帰ったら迎えに行くね!」


私はそういうと校門にいる、琉璃のところまで小走りで駆け寄った。


「るーりっ!」


「きたかっ。じゃぁ、出発すんぞー」


「うん!」


そして、朝と同じくらいのスピードでこぎだした。
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